2021/11/25 10:56

うつわをお迎えした時のワクワクをいつまでもそのままにしておきたい。
一緒に年月を重ねていくうちにうつわも時を刻んでいきます。
いつまでも共に食卓を楽しめるようにお迎えした時にちょっとひと手間お手当てをしてあげましょう。

【目止めの処理】

米のとぎ汁などで表面をコーティングすることで、器が吸収したとぎ汁のデンプン質が表面の貫入をふさぎ、器に侵入しようとする「染み」をある程度防ぐことができます。(※完璧に防ぐことはできません)
【処理の仕方】
◆軽く洗った器を鍋に入れ、米のとぎ汁を器がかぶるくらいまで注ぎます。
15分ほど弱火で煮沸した後、鍋ごとよく冷まし、器を取り出して十分に乾かします。
→米のとぎ汁に半日つけておいてください。
大皿の場合はとぎ汁をうつわに張る感じでもOK!!大皿などは鍋にも入らないので普通のうつわもこれをしておくだけでも違います!!

【使用方法】

◆ オーブン  〇   230度まで試しましたが大丈夫でした。
ガスや電気、メーカーによっても変動しますのでお気を付けください。
◆ 電子レンジ 〇   
◆ 食洗器   〇   
高温洗浄や、食器同士がぶつかり合うと破損したり、亀裂が生じる場合がありますので、十分にご注意ください。
◆ 直火    ×   

【収納乾燥】

陶器類、土物はしっかり乾燥させてから収納しましょう。
カビなどの原因に繋がります。
特にうつわの裏側釉薬がかかっていない部分はお気を付けください。
→我が家はうつわを伏せるような感じで乾燥させています。

【器の底のガサガサ】

ざらついた高台は机をや食器棚を傷つける原因となります。
器たちは仕上げをしていますがもしも気になる場合は
目の細かいサンドペーパーで磨いてください。

【塩壺について】

塩壺の取り扱いについて記載しています!!よかったら一読ください。

塩壺のお話